過去にぼったくりガールズバーにも遭遇した私ですが、今度はなんと、ガールズバーで飲んでいたら、警察がお店に入ってきて摘発される瞬間に遭遇してしまいました。そんな貴重な経験を忘れる前にメモしておきたいと思います。

ちなみにぼったくり被害にあったときの話はこちら。

 

1.普通にお店に入る

時間は23時45分頃でした。昔にも来たことあるガールズバーで、カウンター8席の小さなお店です。1年ぶりぐらいに来たので、お店の外でボーイさんに料金を確認して、お店に入りました。

2.いつも通りに飲む

1時間飲み放題3,000円だったのでビールを頼みました。ビール運んできた女の子がカウンター越しに居てくれたので、仕事の話や、美味しかったお店の話などをしていました。話が盛り上がって来たので、女の子に一杯どうぞとお酒をおごりました。

3.お客さん追加

0時10分ぐらいだったでしょうか、さらにサラリーマン風のお客さんが2名入ってきました。スーツでジャケット無し黒い鞄を持ってました。実はお客さんではなく生活安全課の刑事さんだということは後でわかりました。

4.刑事さん突入

0時15分の事です。人がわらわら〜と4人ぐらい入って来たと思ったら「はい、警察です。動かないで下さい〜」と言われ、そのまま写真をバシバシと撮影。お客さんは顔隠しても良いよと言われたので、顔を隠してました。

5.刑事さん調査開始

何せよ自分も初めての経験です。言われるがままにしていると、今日このガールズバーであったことを聞かせて欲しいとのこと、もうお店大混乱でよくわからないので、とりあえずお客さんも何か罪に問われるのかと聞いたら、「罪になる事はない。このお店の調査の為に協力してほしい。」との事でした。なので協力は任意だけどほんとお願いします!と懇願されて、しぶしぶ協力することにしました。

6.調書の作成

調査に協力するということで、何があったかを説明する=調書の作成に協力しました。ここに書いたような、お店に入って何を飲んだか、どんな会話をしたか、女の子はついたのか、どのくらいの時間話したのか?など、時系列で話していき、刑事さんが調書を作成していきます。最後に私のサインと左手の人差し指の指印を押します。交通違反で捕まった時と同じ黒のインクなので、なんとなく悪いことしたのかおれという感覚にさせられます。そのあとお店にいる自分の写真も顔出しで撮られました。作成は1時間ぐらいかかりました。

7.結局お店は何を違反していたのか

自分が協力したのは、これが聞きたかったからです。ガールズバーは行くことがあるので、お客さんが罪に問われなくても、このお店は違法なのかどうかは認知しておきたいと思いました。刑事さんからはっきりとした容疑は聞くことができなかったのですが、調書の内容からして結局このお店の問題点は風営法に対する違反のようです。想像するにこのお店は深夜酒類提供飲食店営業届しか出していないにも関わらず、風俗営業許可が必要な接待行為があったということなのでしょう。刑事さんにどこからが接待なの?と聞きましたが、お酒作ってもらったり、一緒に話をしたり、一緒にカラオケ歌ったりは、接待にあたると言われました。でも、それこそ普通のバーでもお酒作ってもらって、話好きのマスターと話したりもしますよね?そこんとこどうなの?と刑事さんに聞いたら、その通りで結構グレーなラインらしいです。よくガールズバーは横に座らないから接待行為にはあたらないという都市伝説がありましたが、横に座らなくても接待にあたる事はあるようです。

8.ガールズバーはどんどん摘発されてしまうの?

そんなことはなさそうです。先ほども書いた通り、接待行為となるならないの線は結構「グレー」です。警察も全てのガールズバーを摘発しててもキリがないし、そもそも街の活気もなくなっちゃうので、街がガールズバーを意図的に追い出そうという意思がなければ、摘発はされないでしょう。今回は想像するに、例えば未成年が働いているとか、近所からクレームが続いていたとか、なにか他の理由がありそうです。

それにしても、お客さんは犯罪に問われないもののあまり良い気持ちがしません。まあ業態が怪しいお店は、こんなこともあるかもと思っていた方が良いかもしれません。

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